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銀河の果て-Galaxy-

色々な妄想が詰まった、『腐女子』が書く萌えを叫ぶ場所です。 擬人化(ポケモン・メダロット・カービィ)中心で、最近はカードワースの創作もやってます。

仲間との時間


どうもどうもです。 
今回も短くないSSを載せていきますよー。。

今回は、前回の記事にも書いた通り、ジャッカルとキングのお話です。

割と苦戦しましたよ…。。
何を苦戦したかって、どこまでが普通でどこまでが女性向け(or腐向け)のラインなのか分からなくて……;
私は普通で書いたつもりではあるのですが(というか普通に書きたかったのですが)
見ようによってはそういった表現に取られないか大いに不安でありまして……;

…言っておきますがメダロットでも何でも、腐向けCPを作る予定はございませんので!!(必死)


……とりあえず載せます。。
観ようによっては、なので女性向けだったり腐向けだったりと捉えられても気にしません…!
若干悟ってます、はい← 
本当に普通のと女性向け(腐向け)の境って分からない………;

…つ、追記から…どうぞです………↓↓↓


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仲間との時間







「…本当、毎回懲りないよね……」

侵入者達を一人残らず“掃除”し終えたジャッカル。
溜息を吐き、そう零しながら片づけていくのも最早日常的な動作の一部となっていた。

「…ああそうだ、書庫に行ってクイーンが崩した本棚整理しないと…」

落ち着けると思っていた矢先に、面倒事を思い出し再び溜息を吐いた。
纏め終えた“掃除”の後処理をスフィンクに頼み、ジャッカルは書庫へと向かっていった。








「……あれ?」

ジャッカルが書庫に戻ってみると、崩れた本の山が既に棚へと戻されていた。
近くを見回したが、クイーンらしき影も気配も無かった。
尤も、彼の中で到底彼女がやったものとは思ってないのだが…。

「……?」

少し進んでみると、左方向から別の気配がした。

「……キング?」

気配の方向へ振り返ると、其処にはキングが居た。
見ると、彼の腕の中には辺りの床に散らばってたであろう本が抱えられている。

『ん? ああ、ジャッカルか。 もう終わったのか』

視線に気づき、キングがジャッカルの方へと顔を向ける。

「あ、うん。 後処理はスフィンクに任せてきた」

『そっか。いつもお前に任せて済まねえな、ありがとな』

ジャッカルに軽くお礼を言った後、キングは再び作業を開始した。

「…それ、キングが散らかしたわけじゃないよね?」

犯人の目星は付いているが、念の為ジャッカルはキングに質問をした。

『? ああコレか? まあ確かに俺がやったヤツじゃないぜ、いつものアイツのだよ』

やはりクイーンの仕業のようだ。 

『今ちょっとエースにクイーン追わせてるから、暫くしたら戻ると思うぜ』

本を散らかしては逃走、これがクイーンのいつものパターンのようだ。
好きな相手の近くに居たい好意は分かるが、これでは伝わるものも伝わらないはずなのだが……。

「…全く、クイーンってば……。 
ありがとうキング、後は僕がやるから君は休んでなよ」

ジャッカルはキングに近づき、彼の腕の中にある数冊の本へと手を伸ばす。
だがその手は空かされてしまった。 キングが自分の方へと更に寄せたのだ。

『なーに言ってんだ、お前の方こそ休んでろよ。
このところお前に任せっきりだからな。だからこれ位は俺がやる』

「で、でもコレはキングが散らかしたわけじゃないでしょ?
何もしてないのに君がクイーンの代わりをする事ないじゃないか」

少々困惑したが、ジャッカルは距離を詰めて、本を取ろうとする。
だがやはり取れない。キングがそれを遠ざけるのだ。

『駄目だ。お前にばかり仕事させるわけにはいかねぇからな。
誰がやったとか関係無い、少しでもお前の手間を無くせるならこれ位やってやるよ』

そう言ってキングは再び作業を開始する。

「…休めって言われても……」

いつもしている事を急に休めと言われても、ジャッカル自身どうしていいか分からなかった。

大体いつも休んでいる時は此処で一人本を読んで過ごす事が多い。
それとその時もあまり警戒を解かず、常に気を張っているのだ。
あまり場を離れたり、気を緩めたりすると襲撃の時に対応出来なくなるからだ。

『お前はいつも気を張り過ぎなんだよ。
エース達みたいにとは言わないが、少しは楽な気分で過ごしてもいいんじゃないか?』

話している内に、キングは腕の中に抱えた本を全て棚に戻し、ジャッカルの方へと振り向く。

「でも…いつまた何が来るか分からないし……僕には…」

未だに休むかを決めかねているジャッカルの様子に、キングは少々呆れ気味に溜息を吐く。

『お前も真面目っつーか、頑固だよな色々と』

散らかっている残りの本を素早くその場に整頓すると、キングはジャッカルの腕を掴んだ。

「! キング!?」

驚き戸惑うジャッカルを余所に、キングは彼を引っ張るように連れていき、書庫を出た。








『ほい、捕獲♪』

『ぐぬぬ…捕まってしまいましたわ……』

本を散らかしたまま逃げたクイーンをエースがようやく捕獲した。
クイーンは機動力が高い為、捕まえるのに若干手間がかかるのだ。

『さてさて、さっさと片付けに行こうかー』

コードでクイーンを捕えたまま宙に浮かせ、エースは書庫へと向かおうとした。

『その前に、ちょっといいか?』

すると丁度そこへジャッカルを連れたキングが現れた。
未だに戸惑い気味の表情を浮かべるジャッカルに構わずキングは話を続けた。

『今から少し遊び(ゲーム)でもしねぇか?休憩がてらよ』

「『『え…・?』』」

普段、こうした提案をする事の無いキングの口から予想外の言葉が出た。
ジャッカル達は一斉にキングの方へと振り向いた。

『えー、何でさ……』

エースの言葉はそこで止まった。 
キングからアイコンタクトされたからだ。そしてエースは彼のその意図を理解した。

『…んー、分かった分かった。 じゃあ何して遊ぼっか』

コードで縛っていたクイーンを離し、宙から乱雑に地に叩き付けながらエースは言った。
(その時に『ふぎゅッ!』というクイーンの声が聞こえたのがきっと気のせいだろう)

『お前の好きにしろ。 …言っておくが、疲れるのは無しな』

『はいはーい。 じゃあトランプ準備してくるねー♪』

そう言ってエースは軽い足取りで遊び道具を取りに行った。

『…トランプ型の俺等が態々トランプで遊ぶっておかしくねぇか…?』

溜息を吐いて呆れながらも、キングの表情は笑みを浮かべていた。

「……えっとキング…、これは一体……?」

状況が呑み込めず呆然としていたジャッカルが、疑問を投げ掛ける。
ジャッカルの声に気付き、キングは彼の方へ振り向いた。

『お前にはいつも感謝してるさ。此処を護ってくれてるからな。
ただな、そうじゃない時にまで常に気を張らなくてもいいんじゃないか?』

「……?」

『まあつまり、だ―――』

「え…、……わッ!?」

キングは掴んでいたジャッカルの手を離すと、彼の肩へと手を回し引き寄せた。

『せめて俺等とこうして一緒に居る時くらいは楽に過ごせよ、仲間だろ?』

「……!」

キングの言葉に、ジャッカルはようやく気づく事が出来た。

自分は気を張り巡らせ、いつ来るか分からない襲撃に備えており、常に緊張の状態で過ごしていた。
その癖がいつしか仲間に対してまでそんな状態で接していた事に、ようやく気づいたのだ。

「……キング…」

先程までの戸惑いの色が消えたジャッカル。
常に張っていた緊張の糸を解いたかのような、安堵にも見える表情となった。

『よし、ようやくそれらしい表情(かお)になったな』

雰囲気が変わった事を表情から察したのか、キングは肩に置いていた腕を離した。

『お待たせー、持ってきたよー』

エースがトランプを携えて戻ってきた。

『あれ? クイーン何で倒れてんの?』

自分で叩き付けたのも忘れて、倒れているクイーンを見ながらエースはキングに尋ねる。

『いや、お前がさっき宙からいきなり離したからだろ。さっさと起こせ』

『はーい♪ その後早速遊ぼっか』

エースは気絶しているクイーンをコードに絡ませ身体を起こさせる。

『先に言っておくが、負けた下位の奴は書庫の散らかった本、綺麗に片付けろよな』

『はいはーい』

エースはキングの方を向かずに返事をしながら、クイーンの頬をぺちぺちと叩いて起こし始める。

『…は! 私(わたくし)は一体何を……何故皆さんお揃いに…?』

何度か叩かれた後、クイーンは気絶から復帰した。
落とされた衝撃で直前の記憶が曖昧なようで辺りをきょろきょろと見回す。

「……僕が皆と遊ぼうって誘ったの。クイーンも一緒にやる?」

『…!』

『え…ジャッカル様が…?』

ジャッカルの言葉に、驚く者もいれば黙って微笑む者もいた。
普段、彼ならこのような事は決して言わない事だったからだ。
本当はキングが言い出した事だが、彼はその事を口や態度には出さなかった。

「何? 嫌だった?」

ジャッカルはいつもの硬い表情から、少し悪戯っぽく微笑んだ。

『…! いえ! ジャッカル様が誘ってくださったなら断る理由はありませんわ!』

興奮した様子で、クイーンは声を張り上げた。
滅多に見せない彼のその表情に、驚きと嬉しさが混じり合ったような顔になった。

『…やりゃあ出来るじゃねーか』

興奮気味のクイーンを鎮める為にエースが再び抑えにかかる。
その最中にキングがジャッカルの隣へと来て、話し始める。

「…流石にずっとは出来ないけどね。 偶になら、僕にだって出来るよ」

『それで充分だよ。…ま、これから俺等と居る時くらいはんな感じに出来るようにしろよ?』

「…努力はするよ」

互いに顔を見合わせ、二人は微かに笑みを浮かべた。
















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…はい、これにてSSは終了です。お疲れ様でした。

何度も言いますが、普通と女性向けのラインって分からない……;
キングとジャッカルも親友っぽく書いたつもりではいるんですが……これ、大丈夫ですかね…?;

エース達が脇に回るのも珍しいんですよね(出てるSSは大体前に出てくるので)
彼女もキングの頼みなら断れないのかもしれませんね。。 
クイーンが相変わらず雑な扱いに…w すまんね…;w←

ジャッカルは真面目でお堅いイメージなのを少し変えて感情豊かにしました……出来てるのか?;(聞くな
なるべく4人でこうしてふざけたり遊んだりする時くらいはくだけた感じになってほしいなと
そう思ってできたのがこのSSです。
まあ、あのギャグ?回での彼も割とこんな感じで書きましたが、それよりか笑っている表情は多いはず……←

…キングが主役の出番食ってないかってくらい出てる気がしますがそれは気のせいです!←
仲間想いでお節介な彼も書いていて楽しかったですw

敢えて遊びの内容やその結末にはあまり触れませんでした。
何を遊んだのか、誰が勝って負けたのか……そこはご想像にお任せします。

本当は遊びが終わった後、二人で会話するシーンとか入れたかったのですが
流石に長くなり過ぎたので急遽、終盤辺りの会話を変更して触れずに此処で〆ました。

ぶっちゃけるとエースが負けるシーンが浮かばなかったのでこうしました←
遊びでも何が何でも勝ちに来ると思うので……クイーンは負けそうなので罰確定でしたが←
 

……とまあ、後語りはこのくらいにしまして(前回のは長過ぎてすいませんでした><;)

割と満足して書けたのですが、一抹の不安は”そう”見えないかです。。
女性向けも腐向けも一切省いて書いたつもりではいるんですが……やはり不安です。。

今更と言った感じですが、少なくとも擬人化シリーズでは腐向け作品を作る気はありません。
特にメダロットではそれを守って今後も書いていく所存でおります。


それでは今回は此処までとなります。
次回は、前回も言っていたエース×キングの絵になるかもしれません。
あれからペン入れまで済んだので後は取り込んで色を塗っていきます。。
完成は…いつになるでしょうね(遠い目)←

気長にお待ちください。 それではそれではノシ

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