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銀河の果て-Galaxy-

色々な妄想が詰まった、『腐女子』が書く萌えを叫ぶ場所です。 擬人化(ポケモン・メダロット・カービィ)中心で、最近はカードワースの創作もやってます。

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未来(さき)に想う月達Ⅱ(※若干グロ表現注意)

どうもこんにちはです。  
昨日髪をカットしてまいりました。夏は短い方がいいかもですね。
私は毛量が多いので長いと暑くて蒸れるんですよね、ええ…w 梳いたり短くするとやっぱり違いを感じますw


…とと、本題はこっちじゃないですね。。 

今回のSSは前回のSSの別視点となっています。
簡単に言えば、残りの二人(キングとクイーン)で同様の内容的なものでございます。。
どちらかと言えばキング寄りな感じではございますが。

そしてクイーンが戦闘(一方的)中に若干グロっぽい事をしてる表現があるので
そういったものが苦手な方は閲覧はお控えくださいませ。 
クイーン動かすと(ギャグ以外だと)こうした表現が付いて回るのが困るなあ…;←
…というか前にクイーンでこういう描写は今後あまりしないって言わなかったか過去の自分よ←


……と、兎に角、追記からSSです!;;(逃げるな



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未来(さき)を想う月達Ⅱ
(キング・クイーン編)





「その程度か?」

地球のとある場所、キングとクイーンもロボトルをしていた。
ただし、彼等にはロボトルルールも3原則も適応しない。つまり……

『ッ…!? 何故だ! 何故削れない!? 攻撃は通っているはずだぞ!?』

『それに…さっきのは…攻撃を完全に無効化していた…。どうなってるんだ!』

相手のメダロット達はキングの装甲と性能に驚きを隠せないでいた。
未だかつてこれ程の高装甲を見たことが無かったからだ。
その上、攻撃を完全に消す【完全無効】の性能、これでは普通の攻撃も通る筈がない。

「…所詮は人間が造ったメダルとパーツか…。
MFも碌に扱えないのなら、俺達に勝てるわけがない」

『なッ……!?』

傍でメダロットを指示している人間…メダロッターに聞こえるようにキングは呟く。
呆れたような表情で、彼はその人間を見据える。 

見られた側からすれば、キングのその表情と視線は、こちらを馬鹿にしているようにしか見えないだろう。
メダロッターは激昂し、自分のメダロット達をキングへと一斉に襲撃させようとした。

「…今はこっちには来ない方が良いぜ?」

『『―――!?』』

キングが言い終わると同時に、彼の周囲に突如赤黒い酸の海が出現した。
それはじゅうじゅうと音を立てて、獲物を待ち構えている。

『何ッ…!?』

キングに飛びかかっていたメダロット達は足を取られてしまい、身動きが取れなくなった。
ホールドでも無いのに、身動きが取れない。 否、取りたくても出来ないのだ。

何故なら、彼等の足は縛られているのではなく“溶けている”からだ。

「俺一人だけだとでも思ったか?」

『……!?』

メダロッターはキングの背後にもう一つの影を見た。
そこは海だった。今まで気にしていなかった。1体だけだと、誤解していた。
だから挑んだ。 それが誤算だった事に、今気づいたのだ。

『フフフフ…♪』

妖艶で、どこか不気味な笑い声が聴こえてきた。
その声の主は、キングの背後にあった海の方から聴こえた。

「さっさとやっちまえ、クイーン」

キングの言葉と同時に、海から音を立てて現れたのは潜水型の女性型メダロット。
彼の仲間・メイクイーンだ。 水に濡れた美しい金髪を揺らし、相手を見据えている。

『せっかちですわねえキング様。じわじわと痛めつけるのが楽しいんですのに』

そう言ってクイーンは自身のメルトによって捕えたメダロット達を横目に見た。
メルトの海に呑まれたメダロット達の身体は既に下半身まで溶かしていた。
メダロット達の表情は恐怖に染まり、ただただ助けを求めて叫び続けた。
そんな彼等の様子を楽しげに見つめるクイーンと呆れるキング。

「…お前の趣向に合わせてたらいつまでも終わんねぇだろうが、さっさと終わらせろ」

溜息を吐きながら、キングは言った。
それに対して少し不満そうな顔をするクイーンであった。

『…はーい、分かりましたわ』

そう言ってクイーンは視線をメダロッターの方に向ける。
溶けていくメダロット達には既に興味を失ったのか、人間の方に笑みを浮かべながら接近していく。

『ッ……!?』

『フフフ……』

向けられた視線と笑みに動くことが出来なかった。
その視線はまるで神話に出てくる、目を見るだけで石になる蛇の女神の如く、冷たく映った。

『(――殺される…!)』

自身のメダロット達の惨状はもう目を背けたくなる程、悲惨なものとなっていた。
自分もこうなってしまうのではないかと、死の恐怖が押し寄せてきた。

『や、やめろ…! そんな事したって何もないんだ…。
自分を殺したって何もない…。 そ、それにお前達メダロットだろ? な…?』

三原則があるから殺せない、傷つける事は出来ない。そう思っての必死の言葉だろう。
だが彼等に三原則は無い。命乞いにも見えるそれも、彼等には響く事は無い。
彼等に、人間の常識は通用しない――――。

「……」

人間のその言葉に、キングは呆れたように溜息を吐き、冷たい視線を送る。
焦り、命乞いをするこの光景を見慣れているのか、冷静な表情でクイーンに指示を出す。

「…さっさとやれ、クイーン」

『はーい♪』

クイーンはじりじりと詰めていた距離を、素早い機動力で一気に詰めた。
上から覆い被さるような体勢となり、遂に動く事も叶わなくなってしまった。

『ひッ……!』

恐怖に震える目の前の人間に対し、クイーンは恍惚の笑みを浮かべている。

『あら、そんなに怯えてしまって…。貴方達は本当に可愛いですわね…♪』

クイーンは相手の顔を両手で包むように覆い、自分の方へと無理矢理向かせる。
音も無く静かな動作だったが、それが余計に恐怖心を募らせていく。

『や、やめ……』

自身の唇を相手の額に近づけていくクイーン。

『儚く脆い花のよう…さあ私(わたくし)にその色―叫び―を見せてくださいませ』

クイーンの唇が相手の額に触れた。
その瞬間、触れた箇所からグツグツと、そして焼かれるような大きな音を立てて、溶けていく。

『ぎああああああああああぁぁ………!』

焼け爛れ、溶け落ちていく。断末魔の叫びはこの一瞬で掻き消えてしまった。
ボトボトと音を立てて落ちるは受け皿の無くなった眼球と溶けかけの肉片、地面に垂れ落ちていく。

『人間の方相手ですと、すぐに溶け切ってしまいますわね』

クイーンが言っている間に、相手の身体は既に上半身が溶け切り、骨も残っていない。
後、数十秒もあれば、完全に溶け切り、何も残らないだろう。

「…お前のそういう趣向、何とかなんねぇのか」

キングは変形を解きながら、クイーンに話しかける。

『あら、これでも昔よりはマシな方ですわ。昔の私なら人間を捕えて――』

「昔の事を言うのはやめとけ。またそれを再発されても困るのはこっちなんだからよ」

『あらあら つれないですわねぇ、キング様』

周りに居た者達が全て溶けて消え、その場にはキングとクイーンだけが残った。
凪いだ海の微かな波の音と、静かな潮風が彼等を包んだ。

キングは先程まで人間が居た場所を見つめる。勿論、其処には何も残っていない。

「(…結局こんな奴等しかいないのか……)」

キングは人間に対する感情に落胆の色を見せる。
元より彼は、人間に対し憎しみよりも諦観の念を抱いていた。

「(…マザーが目覚めるまで後十数年…本当にこれで帰る事が出来るのか…?)」

月へ行く技術まで発達したようだが、未だそれまでの段階だった。
このままでは自分達のマザーを故郷に帰らせる事が出来ないのだ。

「……」

自分達の備わった技術で何も出来ない事がもどかしくて仕方なかった。
このまま再び目覚めるのを待つのが、彼にとっては嫌だった。
自然と彼の表情も、怒りと焦りの色を浮かべていた。

『キング様?』

クイーンの声でキングは我に返り、いつの間にか俯けていた顔を上げる。

『どうしましたの? 早くしないとエース様達が来てしまいますわ』

「…ああ悪ぃ、少し考え事してただけだ。 行くぞ」

少し乱れていた感情を振り払うように、キングは仲間との合流を急ごうと足を速めた。

『………』

足を速めてその場を離れていくキングに、クイーンは静かに素早く距離を詰める。

『キング様』

「…? どうした?」

足を速めるキングの横で同じ速度で歩を進めていくクイーン。
キングの顔を覗き込むように身体を屈めて、クイーンは口を開いた。

『一人で背負ってはいけませんわよ。 私達だって同じ気持ちですわ』

「……!」

『人だって先程のような方ばかりではありませんわ。
私達が待つだけの身なのは事実です、ですが今それを悲観しても嘆いても仕方ありません』

クイーンは瞳を閉じ、顔を下に向ける。一瞬の間を空けたが、すぐに顔を上げ話し始める。

『兎に角、あまり一人で抱え込まないでくださいませ。
私はエース様みたいに励ますのは苦手なんですからね』

少し不満気な様子だったが、同時にどこか嬉しそうな表情をするクイーン。

「…確かにお前じゃあエースの代わりは無理だな」

『…! もう、私が折角こうして言って差し上げてますのに――』

キングのその言葉に、不満を露わにするクイーン。
顔を彼の方へと素早く向けて抗議しようとした。が、その考えはすぐに掻き消えた。

「―――ありがとうな」

いつもはキングの笑った顔をあまり見る事が無かった。
大抵が怒っている表情が多いのだ(主にクイーン自身が原因だが)
そんな彼だけに、この不意の笑顔にクイーンは怒りを忘れて見惚れて呆けてしまった。

『………』

「? どうしたんだよ、別に変な事言ってねぇだろ」

『…ハッ!? い、いいえ、何でもありませんわ! さあ、早く参りましょう!』

クイーンは我に返り、慌ててキングから顔を反らし、彼を追い抜く速さで歩いていく。

「…?」

そのクイーンの様子に首を傾げるキング。
少し疑問に思いつつも、彼女の後を離れないように歩いていく。

その時、ふと空を見上げた。
陽は傾き、空を、世界を美しい橙が彩っている。

「……」

キングは小さく微笑んだ。

その時の彼の感情は、諦めか哀しみか、別の何かだろうか。

彼だけが知るその感情は、想いとは、一体何だったのだろうか。



その答えはいつかの未来に、明かされる日が来る事を願って―――――……












================


はい、SSは此処までです。 お疲れ様でした。

今回は戦闘シーン(一方的)?がエース達のよりは多めになりました。
初代以前の話なので、デストロイやホームシック同様、変形もMFもまだ地球に無い時代のお話です。
まあ完全無効は効果がほぼほぼ一緒なものがあるので、似た何か(完全防御)はあったと思いますが。。

メルトって恐ろしい…というかクイーンの使い方がグロくさせてると言いますか…←
仕掛け方は地面にトラップのように敷いたり、SSのように対象者に己の唇を触れさせ流し込む…等としてます。
過去の彼女のSSでも後者の方をメルトの表現でそれっぽいのを使っております。

キングはクイーンの戦法に、時間が掛かって面倒と感じつつも強く否定はしません。
自分に攻撃手段があまり無いからか、倒してくれればそれでいい、と思っている所もあります。

「こっちがサポートしてやるから早く終わらせろ」というが彼の本音ですが。。
本人が割と長期戦向けの性能なのに考えは真逆という謎←
本来早く終わるものに長く時間をかけるのが嫌なだけかもしれませんが。。

純粋なパワー系がジャッカルしかいないから時間かかるのも必然と言えば必然のような気もするんですが……
キングはカウントダウンが嵌れば割とすぐに終わりますが、エースやクイーンとの兼ね合いもありますし
(3の時点だと症状攻撃は7や8のように重ね掛けは出来ない)
早々に決める事ができないもどかしさから、さっさと片づけろって考えになったかもしれませんね。。


そしてクイーンはさっさと態度とかその他諸々改めて……あ、でもそれだとキャラがうすk(ry
趣向が趣向なので、相手を励ますなどと言った行為を少し苦手としています。
励ますつもりが自身の欲望だだ漏れの内容だったりする事もよくあるそうな←
というわけで(どういうわけだ)今回のように彼女のまともな励ましは貴重です←
別にキングが滅多に笑わないとかではなく、こうした事もある上で嬉しかったのか面白がったのかはご想像に。。

…と、後語りが長くなってしまいました。
今回は此処までとなります。此処まで読んで下さり有難うございました。

次回はまたSS載せるかもしれません。
未だ書いていない組み合わせで。 落書きだと結構描いてたんですけどねキングとジャッカル。
あ、勿論そういった腐が付くような内容ではありませんよ決して!
この二人だと凄く平和そうだ…というよりも女性陣がはっちゃけ過ぎなのが原因だけど……←
女性陣だけの話を書いたらツッコミ不在のカオスな内容になりそうだから書かないかも……w

そろそろCPっぽい絵も描きたいな……描くとしたらエース×キングかもしれないです。
ただし未だ妄そ…構想段階なので下書きすらまともに描いておりません^q^;(ぉぃ

というか黒姉妹のもいい加減書きなさいな自分よ……;←
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