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銀河の果て-Galaxy-

色々な妄想が詰まった、『腐女子』が書く萌えを叫ぶ場所です。 擬人化(ポケモン・メダロット・カービィ)中心で、最近はカードワースの創作もやってます。

未来(さき)に想う月達

はい、どうもこんにちはです。 
最近、任/天堂の岩/田社長が亡くなられたとの事でショックを受けて沈んでおりました。
今まで数々の面白いゲームを生み出し、世に出してくださりありがとうございました。
ポケモンやカービィ…その他様々な面白いゲームがなければ今の私は在りませんでした。
お疲れ様でした。 ゆっくりとお休みください……。



…さあ、悲しみは堪えて、切り替えましょう……!
今回のお話は、以前の記事にて言っておりました、落書き漫画を文章化したものになります。
といっても終盤の方は少し改変しております、改編と言うか場面追加しております。

出てくるのはエースとジャッカルです。
この二人、口調が同じですが書いてて楽しいんですよねw
二人の関係は親友寄りの関係で描いております。 そう見えればいいな!(願望かよ

…ぶっちゃけ、こっちの方をエースのSSとして出した方が良かったかなとか思ったりしました。
まあ、場面を追加したことによってそれを薄められたかな、とは思いますがはてさて…^^;

やはりというか例の如く長めなので、お暇なときにお読みください。 それでは追記からどうぞ↓↓↓



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未来(さき)に想う月




――グシャッ……

そんな音と共に声無き叫びを上げて、壊れた。
壊れたはずだった―――――――。

『……あれ、今…自分は…壊れたはずじゃあ……』

1体のメダロットがその闇の如き暗い空間で、目を覚まして辺りを見回す。

そこに映るは闇ばかりで、誰も、いないはずだった。


「君は壊れたよ」

突如背後から、此の空間に居る前に聴いたはずの声がした。

「何回も何回も、そしてこれからも」

同じ声が、もう一つ聴こえてきた。 恐る恐るその声の方向へ振り向く。

「永遠に繰り返される死を、刻み続けていく―――」

そこに映ったのは、エース。それも変形前と後の、2人だった。
変形前の彼女の手には、死神の如き大鎌があり、それは血のような紅(あか)を纏っていた。
変形後の彼女の胸元には紅い返り血が滴り、双方共目の前のメダロットを見て嗤っていた。

「繰り返される死の痛み」

エースの持っている大鎌が、目の前のメダロットの頭上へと翳される。

「君は後何回死ぬのかな?――――――――――」

その残酷に響く声と共に、大鎌は素早く振り下ろされた――――。







――――場面は切り替わり、地球のとある場所。
其処ではとあるメダロッターとそのメダロットがある相手と戦っていた。

エースである。たった今、相手のメダロットが彼女のホームシック攻撃を受けた所だ。
コードによる拘束が解かれた彼は、恐怖で全身を震わせていた。

『あ……あぁ…ひ……』

まともに喋る事も出来ず、恐怖の色に染まった彼はメダロッターの指示など忘れてしまった。

『うわあああああああああああッ‼』

突如悲鳴を上げ、目の前の敵であるエースを忘れて自分の主の方へと走り出した。

『お、おいどうした! 何があった!?』

指示を全うせずに敵に背を向け逃げ帰ってくる自分のメダロットにメダロッターは驚きを隠せないでいた。

『助けて、助けて!死にたくない……!』

『お、おい…!何で戻って―――』

自分の主の言葉も耳に入らず、相手のメダロットは相変わらずエース達に背を見せている。
そんな様子をほくそ笑み、エースは静かに自分の背後に視線を送る。

「――――今だよジャッカル」

エースの後ろに控えていたのは彼女の仲間であるジャッカルだ。
彼の左手には、彼の力を集結させた大剣が握られている。

「本当の“死”を与えてあげて―――」

エースへ言葉を返すでもなく、ジャッカルは無言で相手を見据えて剣を構える。
構えた剣から放たれる髑髏の悪魔が、相手の背後に迫っていく。

悪魔が相手を捕えたと同時に、ジャッカルの大剣が相手を切り刻んだ。
しかしその対象は、相手のメダロットだけではなく、メダロッター…人間すら巻き込んでいた。

同じ様に全身を切り刻まれ、メダロッターは一瞬何が起こったか分からずにいた。
血を見て、切り刻まれた事に気付いた瞬間、痛みが全身を襲い、同時に死を悟った。

『な……、何で……。 メダロットは…3原則…が……ぁ……』

最期の言葉を言い終わらぬ内に、人間は自分のメダロット共に地面へと崩れ落ちた。


「ごめんねー。僕等にそういうの無いんだー」

動かなくなった二つの“残骸”にエースは笑顔で答えた。

『……』

ジャッカルもエースの視線の先にある“モノ”に視線を落とす。
そしてすぐに彼女の方へと視線を移した。

「あらら、メダルもバラバラだー」

メダルだった物を拾い上げ、掌の中で砕き、砂遊びのように指の隙間から零していく。
零れていくそれを、変わらぬ笑みでエースは見つめていた。

『エース』

そんな彼女の様子もいつも通りとでも言うように、ジャッカルは普通に話しかけた。

『今回は何を見せたの?』

ジャッカルの声に顔を上げて彼の方へと顔を向ける。
どうやらホームシックの内容についての話のようだ。

「…何て事ないよ」

屈めていた身体を起こしながら、エースは話し出す。

「何度も自分の死を繰り返させてあげたのさ。
勿論、死の瞬間の痛みも一緒に繰り返させてたよ」

『…相変わらずとんでもない事してるね…』

呆れたようにジャッカルは話す。

「まあいいじゃない。君のドライブA<デストロイ>と相性良いんだから」

『…そうだけどさー……』

壊した”残骸“達をその場に放置したまま、二人はその場を離れていく。

「それに、人間や普通のメダルが抱える恐怖なんて高が知れてるもの」

変形を解きながら、エースは話を続ける。

「死や裏切り…単純で明確な恐怖程壊れ易いものなんだ」

一瞬、蔑むような冷たさを帯びた瞳をさせて、ジャッカルの方へ顔を向けて話し続ける。

「例え現実じゃないと気づいても、後には疑心暗鬼で揺らぎに揺らいでしまう。
そして最後には己自身、自らが死と裏切りの化身となる――――」

一旦語り終えて、瞬間の沈黙が下りる。
すると先程までの冷たさを含んだ表情から一転し、いつもの明るい笑顔に戻っていた。

「――……なーんて事になったりするかもね♪」

軽くウインクしながら、エースは明るい口調でそう続けた。

『…願望入ってない?それ……』

ジャッカルは呆れつつ答えた。

エースの発想や発言は昔から突拍子もない事が多い。
偶に理解を超えた何かを言う事もあるのだが…今回の発言は一応理解出来る。

『(…確かに人間は脆い部分がある。それに付き従うメダロットにも。
未だエースしか持ってないとは言え…メダロットの能力一つでああも乱れる姿は……)』

ジャッカルは人間の事も、それに付き従うメダロットの事を好いてはいない。
与えた技術を碌に発達させられていない、その上、自分の欲を優先させて自然を破壊する…。

『(―――結局、自分達の欲さえ満たせれば、良いような奴等なんだ……)』

様々な忌まわしき過去がジャッカルの頭を過ぎる。
彼の表情は次第に不快と怒りを露わにさせ、剣を握っている手に更に力を込めて握り締めた。


「……」

そんな彼の考えを察したのか、エースは少し考えた後、新たに話し始めた。

「ま、人間がどうなろうと僕は興味ないけどね。
態々僕達がそんな事しなくても、勝手に争っちゃう奴等だしね」

――だがマザー達も、争わせる為に技術を与えたわけではない。
こちらだって全てを知っているわけではない、だがこうして技術を与えたのは――……

「……」

ふと、自分の中に宿るマザーの記憶を思い起こし、エースは瞳を伏せた。
表情も憂いを帯びたものになったが、すぐに顔を上げジャッカルの肩に手を置く。

「ま、僕等だって全部知ってるわけでも、同じ所が無いとも言えない。
待つしかないのは事実だけどさ、そこまで僕等だけが背負ったりしなくたっていいんだよ」

ジャッカルを落ち着かせる為か、エースはいつもの笑顔と明るい声色で話す。

『…エース……』

エースの振る舞いにジャッカルは平静な表情に戻った。
彼の気持ちが落ち着いたと表情を見て察したのか、エースは彼の肩から手を離した。

「どちらにしろ、こんな能力で左右されるような奴等なんて興味無いさ」

そうは言いつつも、エースの表情と瞳は落ち着いており、笑顔のままだった。

「――いつか、この力にも負けない…それこそ物語の主人公のような…
そんな人間とメダロット達と戦える日が来るといいね」

この星の未来は、僕達が造るものじゃない。
僕達はただ見守るだけだ。 この星に生きる全ての者達を。

全ての生命が綺麗で真っ直ぐなものばかりじゃないけど、少しずつ発展してきている。

『……』

「…さ、早く行こうか。 キング達待ってるだろうし」

エースは待っているであろう仲間の元へ行こうと、軽やかな足取りで足を早めていった。

『……そうだね…』

ジャッカルは変形を解き、エースに追いつこうと、飛行速度を速めた。
その時の彼の表情は、どこか嬉しそうに微笑んでいた。




―――いつかの未来に逢えるであろう存在達に想いを馳せるように









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はい、これにてこの話はお仕舞いです。 お疲れ様でした。

時代設定はイッキ達が未だ生まれていない頃のお話です。
イッキが生まれる十数年前辺りとでも思ってください。
少なくとも初代以前のお話です。 その頃ならホームシックもデストロイも未知の能力でしたからね。

本編だとどのくらい前からメダロットが居たのか分かりませんが…;
この子達の場合、相当昔から居てもおかしくないんですよね

3でのあの回想で出たメダロット達がトランプ型の子達だと仮定すると。
この頃から既に月と地球を行き来できて、時折こうして地球に来てるという裏設定←

この頃、というかイッキに出会うまでは二人とも人間に興味無い、というか
どちらかといえば嫌っていました。 長い間生きているとするならば、色々あったんだろうと思います。
未だ4人とも弱かった時期とかに人間に……と色々考えてしまいます。。

この二人が人間嫌い・興味無しとするとキングとクイーンはどう思ってたんでしょうね…?
クイーンだと、彼女のSSの内容を見る限り嫌な予感しかしませんけど…w←
キングは二人と同じように嫌いか、諦観の念を抱いていそうですね。失望してるといった感じ…かな?

全員ばらけさそうとするとこんな感じですが、クイーンの人間に対する感情は…うん、具体的なものは伏せよう←
メダロット相手にあれですから、人間に対してだともっとヤバい予感しかしませんので…^^;←


…これを機に、4人の極悪時代と言う名の黒歴史的なものでも考えてみようかな(ぇ
一番悪かったorノッていた時期って裏を返せば黒歴史ですからね← 

この4人にもそんな時代があったのかー…とか考えると面白いなあ…w←
…その内容が血だらけだったり色々あったりするかもしれませんけどね……w

なるべく見せられるものになればと思います……大丈夫かなあ……←


とりあえず今回はここまでです。ここまで読んで下さりありがとうございました。
次回は多分ですが、絵を載せると思います。 4人の集合絵です。
現在絶賛、塗りの最中です。 やっぱりクイーンに一番時間かかるなあ…;

それでは今回はこの辺りで。 失礼しますノシ
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