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銀河の果て-Galaxy-

色々な妄想が詰まった、『腐女子』が書く萌えを叫ぶ場所です。 擬人化(ポケモン・メダロット・カービィ)中心で、最近はカードワースの創作もやってます。

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全てを知っていたのなら


今回追記に載せるSSは、前回の記事に載せたSSのその後の話です。

本来はあの話の中にあったものだったのですが、長いのと、話の流れが変わり過ぎだと感じたので
ギャグパートとシリアス?パートで分けようと思い、別に分けて書きました。

記事のタイトルは一応、SSのタイトルです。
それっぽいのが浮かばなくてこんな感じになりました。←

今回のはちょっと真面目なお話。エースとキングの会話です。

それではどうぞ、追記からご覧下さい↓↓↓


===================






全てを知っていたなら(「トランプの順位」その後)






『つーか、何でいきなりあんな話したんだ?』

本のページをパラパラと捲っているエースにキングは尋ねる。
彼の声に気づいてエースが顔を上げた。

「んー? ただ気になっただけさ。
人間達が発想した物にしては面白いかなと思って」

エースは自分達より強い、認めた人間以外に興味は示さない。
だが今回だけは自分達のモチーフとなったトランプについては例外のようだ。

『…つっても、俺達のパーツのデザインってそれより前に造られてねぇか?
人間達が俺達を見てそれ真似しただけってこともあるんじゃないか?』

メダルに刻まれている昔の、目覚めて最初の記憶を思い出しながらキングは話した。

自分達が生まれたのは、マザー達の配置を誤ったあの後。
その時は既に自分達はこのパーツとメダルで目覚めたのだ。

だから人間が一から発想した物ではない、と彼は思ったのだ。

「確かにそうかもね。 地球の技術はあの時から少しだけ進んだ。
けど、僕達やアンドロメダル星に比べれば、まだまだ遅いし幼い」

エースはキングの言葉に肯定も否定も含んだように話し始める。

「だけど、最初から全て知っているよりはいいと思うんだ。
最初から全てを知っているなら、発展という概念や言葉も発想も生まれなかった」

捲っている手を止めて、エースはとあるページを指で示しキングに見せる。

「僕達のマザーともう一人のマザー、二人が全てを人間に与えていたらどうなったかな?
技術の知恵があっても、こうして試行錯誤する事はしなかったと思う」

開かれ、示されたページにはトランプが現在までの形になるまでの歴史が綴られていた。
様々な発想と過程や失敗を通して成長している。そんな痕跡が残された内容だった。

勿論、それはトランプに限った事ではなく、現在までの全てのものに当てはまる。

「僕は人間にあまり興味は無いけど、こうした姿勢は大好きさ。
技術の発展は確かに遅れちゃったけど、イッキ達に会えたのもそのお蔭さ」

エースは本を閉じ、イッキ達と出会った頃の記憶を思い起こす。

自分達と互角に戦い、そして現在もこうして仲間と過ごせるのは彼のお蔭なのだ。
彼女はその事を片時も忘れた事はない。

「だから僕達を見て真似てようが、そこはいいんだよ。
最初から何でも揃っていたら、それこそつまらないからね」

彼女が突如、何か突拍子もない事をやろうとするのは、こうした想いもあるのだ。
先を知る自分達が成長や発想を止めてはいけない、と。

「僕達だって何も全てを知っているわけじゃない。
僕達でも知らない何かを、いつか誰かによって造られるかもしれないからね」

その時が楽しみだ、とエースは嬉しそうに呟く。
そんな様子の彼女にキングは一つ息を吐いて、呆れつつもどこか嬉しそうに笑う。

『…いきなりスケールデカい話になったと思ったら…
……お前らしい考えだよな。それって』

「あれ、それって褒めてる?」

『…お前の好きなように取れよ』

少し照れながら、キングはエースから顔を反らす。
そんな彼の様子と態度を分かっているかのように、エースはクスっと笑いを零す。

「フフッ…分かったよ♪」

エースは左腕をキングのの右腕に絡め、身体を寄せた。

「ありがとう♪」

そう言ってエースはキングの頬へと唇を付けた。


その後のキングの表情(かお)を見て、エースはまた嬉しそうに笑った。










====================

はい、これでお話はお仕舞いです。お疲れ様でした。

エース達がいつ造られたのか、というのは本編中でも明記されていません。
黒姉妹は最近造られたような気がするのですが、この子達だけは分かっていません。
最近と言っても本編から10年以上経ってるんですが…それでも人間で数えれば若い方ですし…←

本編でイッキが回想?で見たあの宇宙人とメダロット達…そのメダロット達がこの子達かも、と考えております。
かの配置を間違えた宇宙人はマザー達が再び星に帰るまではどこに行ってたのか…星に帰ってたんでしょうかね…?
配置したすぐ後に、この子達が造られたのだとしたら…物凄い年月経ってるのでは……。。

…うん、細かい事は考えないようにしよう…!w←

…その長い年月の間に地球で遊ぶなり色々してたんでしょうかね…とか想像したのは内緒←
そんな話もいつか書けたらと思います。 遊びの内容が不穏そうだな…w(ぇ

この子達から見て、技術の進んでるor遅れているのかの基準が気になります。
少なくとも現代の地球の技術より高度な事も知っていそうですし…(あくまで私の想像ですが)
それだけあるなら、マザーを故郷の星へ帰す事も出来たのにしなかったのは…
…あくまで人間の技術でというのが条件だったんでしょうか…。 
それとも本当に知らなかったのか……いや、これは無い…かな?


色々と考える事は尽きませんが、今回はこの辺りで。。
次回は過去の落書きを文章化したものを載せようと思います。
只今同時にトランプ型全員の新たな絵も塗っている最中なのでどちらが先に出来るかはまだ分かりません。

それでは、今回はこの辺で。 失礼します。
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