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銀河の果て-Galaxy-

色々な妄想が詰まった、『腐女子』が書く萌えを叫ぶ場所です。 擬人化(ポケモン・メダロット・カービィ)中心で、最近はカードワースの創作もやってます。

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ヤンデレと呼んでいいのかどうなのか……

はい、前回の記事の通りにクイーンのSSを追記に載せます。

先ほども言いましたが、ここでも注意勧告を・・・。

※このSSにはヤンデレ要素だったり、グロ表現が含まれています。
なるべく抑えて書いたつもりですが流れ上、やむを得ずといった場面もあります。

あと、この子を含めたトランプ型の4人はレアメダルで且つ規制も3原則も存在していません。
これからもこの設定を前提に書いていくので、ご了承ください。

私的設定も多々含みますので、苦手な方はブラウザバック推奨致します。



それでもよろしいと言ってくださる方は追記から、ご覧下さい・・・。

==================


―紅く歪む愛―


大好きなモノは傍に置いていたい。
そう思うのは自然なこと。 

大好きだから、愛しているから、大切だから、ずっとずっと

この自分の傍に置いて


自分の手で壊したい――――――――


~~~~~


「今日は何を致しましょうか」

メイクイーンは一人自室で呟く。
ゆっくりと屈めていた身体を起こして、とある場所へと向かった。




「お待たせしてしまっていますわね、少し準備に時間がかかりましたか」

彼女自らが自室に造った地下室の扉が開く。
灯りも付けず、暗い空間がただただ広がっていて、不気味さすら覚える。

そんな事は気にせずといった表情で、彼女はその空間へと歩を進めていく。

奥に歩を進めていくと、そこは最初の不気味さが掻き消すような光景だった。

そこには、メダロット“だった”モノの残骸が、瓦礫の様に積み上がっていた。
全部がバラバラに裂かれており、一部は熔解して、一部は腐食していた。

「これもそろそろ片付けないといけませんわね」

バラバラになっている“それら”の山を薄く笑いを浮かべながら彼女は呟いた。
彼女の視線の先は別の方へと向いた。

「おはようございます。 傷は治りましたか?」

『……』

優しく語りかけるその声と表情の先にいるのは、
大量の鎖で全身を拘束された、此処へ来た侵入者のメダロット。

メイクイーンは、自身が気に入ったものを捕らえ、此処へと収容する癖がある。
先程の残骸の山になっている者達が全員それの被害者である。

「あらそうでしたわ、言語機能を切っているのでしたわね」

態とらしく思い出したように声を上げる。
メイクイーンはそのメダロットに近づき、頬を静かに撫でていく。

「喋りたくても喋る事が出来ないってどんな気分なのでしょうね、フフ……」

顔を近づけ、対象者の恐怖に帯びていく表情を至近距離で見続ける。
その彼女の表情は、玩具を見つけた子供の様に無邪気で楽しげだった。

「声は直してあげますわ。 やはり声は大事ですものね」

そう言って準備して持ってきていた機具を取り出した。
侵入者の彼はどこか安堵した表情を浮かべる。

「…そう、本当に大切ですわね……“声”は」

そう呟いている間に、素早い作業であっという間に言語機能を回復させた。
口をパクパクさせて、声の回復を確認した。

『よ、よかっ―――――――……!?』

声は回復した。しかし、新たな違和感が襲った。


『(―――痛みを、感じない………!?)』

鎖で拘束された身体を暴れさせ、身体の一部を態と食い込ませる。
いつもなら激痛が走る為、しないことだが、覚えた違和感にせざるをえなかった。

やはり、痛みは、感じない………

「そう簡単に手放すと思いますか?」

顔を上げてメイクイーンを見やる。

「言語機能の代わりに、痛覚を遮断させて頂きましたわ。
貴方の最期の瞬間には、痛みを全部お返ししますからそれまでお預けですわ」

そう言って彼女は握っていた機具に唇をつける。
するとその機具は徐々に溶け出し、遂に液体となって彼女の指の間から床に零れ落ちた。
床に落ちた液体はじゅうじゅうと音を上げて、気化していく。メルト(酸)だ。

「自分の身体が溶けていくのに、痛みが無いと、どんな気持ちなのでしょうね」

妖艶な笑みを浮かべて、彼女は右手で侵入者の左手を静かに取る。

「こういったことも」

彼女の右手から得体のしれない緑色の物体が出現し、腕を這いずっていく。
それは取られた左手を一瞬の間に覆い尽くし、侵食させていった。

「何も感じないのでしょうね」

痛みはやはり無く、侵入者の感情と表情は恐怖で埋め尽くされていく。
そんな彼の表情をウットリとした瞳で見つめるメイクイーン。

「ああ、ウフフ…やはり大好きですわ。貴方のその表情……」

楽しそうに言いながら彼女は、もう片方の手を左手で取る。
彼女の腕に付いているパーツの一部が鎖へと変化し、右手を覆い尽くす。
この侵入者を捕らえている鎖も彼女のこのパーツからの物である。

鎖はじわじわと右手を食い込ませていく。
めり込み、食い込んでいく冷たい鎖の感覚はあっても、痛みは伝わらない。

『ッ……!』

取り戻した声を発する事も出来ずに、目を逸らす。
だが逸らした視線の先にはウイルスに侵食されていく左腕だった。

前を向けば、楽しげに、少し狂気染みた笑みでメイクイーンが見下ろしている。
どこを向いても絶望しかない光景が広がり、諦めたように俯いた。

その時、ボトリと、何かが落ちる音がした。
音に視線をやると、そこには付いていなければいけない、自身の右腕があった。

『ひッ………!?』

鎖の締め付けに耐えられなくなった右腕は骨組ごと千切れていた。
二の腕部分から落ちており、その痛々しい断面が目に入る。

「あらあら、ティンペットごと壊れてしまいましたね。
これでは流石の私でも治すことはできませんわね……」

表情は変えずに困ったような声を上げるメイクイーン。

「それなら、もう片方も要りませんわよね」

彼女の指先が残った左腕に触れると、砂の様に崩れ床に落ちていった。

『うあああ…‼?』

覆われていた左腕が今度は全て無くなっていた。
床に落ちた左腕だったものは、ウイルスに取り込まれて消化されていっている…。

「両方、無くなりましたわね」

先程とは違い、冷ややかなトーンでメイクイーンは呟く。
彼女は両手で相手の顔を掴み、顔をゆっくりと自分の方へと向けさせる。

「これで貴方はもう、ただの“ガラクタ”ですわ」

冷めた口調と表情で呟く。
そして、彼女の唇が相手の額に触れる。

触れた部分から、音を立てて溶け出していく頭部。
最早悲痛な叫びも、嘆きの声も出はしなかった。

「あら、忘れる所でしたわ」

そう言って彼女は空いた頭部パーツの穴に手を入れ、何かを弄り始める。

「痛みは“貴方の最期に全て”お返しするのでしたわよね♪」

言い終わると同時に、今までに無かった想像を絶する感覚が急激に押し寄せてきた。
痛みなんて言葉で表せるようなものではない、声なき声を発して悶え狂った。

『…ッ…ぁあ…!?! がぁ……ああああああああああああッ……‼』

絞り出した声は、叫びは地下室中に響いた。
無駄だと分かっていても、鎖で雁字搦めの身体を必死に暴れさせる。

その様子を楽しんで見ているメイクイーン。
この瞬間を待っていたかのように、頬を赤らめ、恍惚とした表情で見つめている。

「ああ…、素敵ですわそのお声…! これが聴きたかったのですわ…」

興奮した様子で少し息を荒げながら、メイクイーンは語り続ける。

「私(わたくし)の大好きな方が私の玩具となって、遊んで壊れてガラクタになっていく…
そしてそのガラクタになった瞬間のこの最期の叫び………堪りませんわ……♥」

妖艶な笑みを浮かべて、恍惚に満ちた瞳で、子どものように楽しげに
目の前で起こっている、悲惨な状態の相手を見つめ続けるメイクイーン。

「ですが、私が一番愛している方はこれを理解してくれませんわ…
あの人もこの瞬間を見ればきっと気に入ると思ったのですけどね……」

顔を上げて一つ溜め息を吐き呟く。

「あの人の為なら何でもしますわ。
私よりも圧倒的なあの強い方……何をしてもされても構いません…」

目を閉じて自分の一番の想い人をその瞼の裏に思い描く。
メイクイーンはもう一度溜め息を漏らし、目を開く。

相手の顔は半分以上溶けており、最早声を上げることの無い“物”と化した。
ティンペットを含めてほぼ熔解している“それ”に彼女は近づいていく。

「貴方の事も大好きでしたわ。大好きだから、私の手で壊したかった。
手に入れたモノは皆こうなるのです。きっと他の方から見れば異常なのでしょう」

彼女は目の前の物と化した“それ”の背中のハッチを開く。
そこはメダロットのコアであるメダルが装着されている。
そのメダルを抜き取り、両の掌で包むように乗せて見つめる。

メダルを抜き取った事により、“それ”は完全な“物”となった。
顔部分だった所はパーツが完全に溶け、ティンペットも所々溶けていた。
両腕はティンペットごと千切られ腐食でボロボロになっている。
脚は左腕に放っていたウイルスが大部分を喰らっており虫食い状態。触れればすぐにでも崩れそうだ。

「これは私の愛。ですが、誰かが理解できるものではないことは分かっています」

メイクイーンは掌に収めていたメダルを握り締めて砕き、それを飲み込んだ。

「大好きな方の傍にいたい…。
その為に壊し、そしてこうして…私と永遠に一緒に、傍に居られるように……」

縛っていた鎖を解き、“物”を両腕に愛しそうに抱え込む。

「素敵でしたわ、貴方。 
あの叫び声……しばらくは思い出すだけで楽しめそうですわ」

メイクイーンは語り掛けるように呟いて、抱えて歩く。
そして“それ”を“瓦礫”の山の上に、置いた。


「さようなら、ですわ―――。

そして、永遠に私と一緒にいましょう―――………」


メイクイーンは、目をそっと閉じ、ゆっくりと胸に両手を当てた。

去り際にその“瓦礫”の山を一瞥し、メイクイーンは地下室を出て行った。







===============


はい、いかがだったでしょうか。苦手な方、本当にすいませんでした><;
これが私が思い描いた彼女…クイーンの姿です。。
前回の記事に載せた絵のイメージで描いております。

彼女を見た際、最初に思い浮かんだのが「女王様」
まあモチーフが「ハートのクイーン」なので間違ってないんですけど←

性能面で見ると、トランプ型の中では確かに弱い方ですが…
症状攻撃が強力だったり、MFが回復だったりと、一概に弱い性能とは言えません。

特に喰らえば上書きされるまで溶け続けさせるメルト。
成功と威力も高いので、下手すればクリティカルで50以上は入ります。
その後の継続ダメージも20以上とかなり強力です。
ホールドも喰らえば重力制御のパーツでも無い限りはほとんど動けないでしょう…。
他の3人のように尖った性能や特徴が無いように見えますが、十分脅威なので侮ることはできません。


上記で語ったのはあくまで「ロボトル」でのお話です。
今回のお話は、こういった症状攻撃をロボトルじゃない場面で使えばどうなるか…ということです。

加えてこの子は歪んだ感情を相手に抱くことも多い子なので、今回のSSのような事がよくあります。

3本編以降はこのような事は少なくなったものの、稀にこうした事をこっそりしたりしております。
被害者は皆、あの月の本拠地に侵入してきた敵です。
…だからってこういう事をしていい、というわけではないんですが……


クイーンが一番に愛している、といった存在は私的設定でですが、ジャッカルとなっております。

性能面では明らかに彼の方が上ですので、猛アピールしても流されたり痛い返し(デストロイ)が待ってたりと…
こんなSSを書きましたが、拙宅だと彼女は4人の中でもギャグ担当なんです(ぇ

SSはあくまで彼女の一面を描いたもので、全てではないので(というか私のイメージででしかないですが)
今後はこういった方向で彼女の話を書くのは少なくなるかもしれません。


それでは此処まで読んでくださった方、お疲れ様でした…。

次回はジャッカル編です。 まさか彼が最後になるとは思わなかったですが…w
何気にトランプの上位順に載せられていってるのは偶然なのか何なのか…(知らん

トランプだと J<Q<K<A(又はジョーカー) とランクが上がっていきますが
彼の強さを鑑みると順位が違ってきますね…w

彼の話がどうなるのかはまだ未定です。というか絵がまだ塗り終わってません←

早ければ6月中に、遅くとも7月の上旬頃には載せる予定です。 
それではこれにて失礼いたします。 ここまで読んでいただきありがとうございました!
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