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銀河の果て-Galaxy-

色々な妄想が詰まった、『腐女子』が書く萌えを叫ぶ場所です。 擬人化(ポケモン・メダロット・カービィ)中心で、最近はカードワースの創作もやってます。

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誰かの視点からお話書くの、難しいけど楽しいです


はい、前の記事で言った通りSS(キング編)を追記に載せます。

今回のは性能云々ではなく、そのキャラの想い的なものを中心にしました。
レアメダル故に、マザーから受け継いだ記憶とか想いとか色々あると思うのでそんな感じに。。

ブラックデビルの分身であるのはマーブラーですが、
トランプ型含むブラックデビルの作ったレアメダルやメダロットにも自身の想い等を受け継がせてるんじゃないか
そしてそれを一番受け継いでいるのはキングじゃないかなと、思って書いたのがこのSSです。
容姿とか性格とかマーブラーに似せて描いてます(黒髪、ツンデレな部分とか…←)
女顔設定は先程も語った装甲の低さを捻って考えたものです←

心理的な描写が割と適当になってしまった感があるので、深く考えないで読んでいただければと…←
それでは追記にて、どうぞです。 また長いです。 後書きもあります。。
サブタイトル的なものは前回のエース同様思い付きです(ま た か)


====SS(キング編)=====


―孤独の郷愁―


……やだ、嫌だ………

一人は嫌だ

怖いよ―――――……

受け継がれた想いが蘇る

(…もう終わったことなのにな……)

そう、全ては終わったのだ。 
あの人間の子供(ガキ)とメダロットが、色々とぶち壊してくれた
お陰で俺達の親は念願の故郷にも帰ることが出来た。
それでも想いは今でも木霊し続けている。

俺は寝ていた身体を起こし、溜め息を一つ吐いた。
毎日ではないが、こうして夢に出てくるのは何回目だ?
もう数えきれないほど見た気がする。 もう終わったことなのに……

生みの親からこうした記憶や想いを受け継いでいるのは何も俺だけじゃない。
エース達だって同様だ。 だがこうして頻繁に蘇るように見るのは俺だけのようだ。

一番先に作られたのが俺だからなのか、他の奴等よりも強く受け継いだのかもしれない。

(それとも何か? 俺自身、何か求めてるのか…? 
だからこうして訴えるように何度も何度も見るのか……?)

独りが怖い、そう思うのは不思議なことじゃないはずなのに。
第一、 エース達が周りに居るというのに寂しがるのもおかしな話だ。

寂しい? 独りになるのが…怖い……?

あれは親の分身としての俺じゃなくて、自分自身の想いから…見るのか?
聴こえていたあの泣き声も、親ではなくて……俺自身………?

「…って何考えてんだよ、馬鹿らしい……」

そんな考えを振り払うように自分の頭も振るった。
それでもその考えを強く否定出来なかった。振り払うことが出来なかった。

下らない考えだ、と切り捨てようとすればするほど否定が難しくなっていく。
侵食するかのように支配していくその思考に焦りが出てくる。

「…ッ……! 何なんだよ、クソッ……!」

苛立ちまで覚えてきた。
何が何だかわからない。 どうしてこんな想いになるのかが…。

得体のしれない不安と焦り、それによる苛立ちで頭が混乱する。
まともな思考回路じゃなくなっていく感覚が怖い…。

独りが怖い……独りになるのが怖い……
皆が…大事な奴等がいなくなるのが…離れてしまうのが…

「―――…怖い……」

気付くとそう呟いていた。
呟いたその瞬間に、淋しさと共に涙が溢れ出た。

「ッ……! 何…だよ…! 何なんだよ……!」

溢れ出る涙を必死に堪えて止めようとするが、止まる気配が全然無い。

もう何も分からない、回路がショートする位混乱してグチャグチャだ。
どれが本心なのか、分かっているはずなのに認めたくなくて……

……誰か、誰かが傍に居てくれないと……俺は………


『―――キングー。 あれ、まだ部屋にいたの?』

「……!」

エースの声だ。自分が泣いてる事も忘れて振り返る。

『…って、どうしたのキング?! 何で泣いてるの?』

「ッ…! こ、これは……ッ… …な、何でもねぇよッ……!」

何でもないことなんてないのに、いつものように強がってしまう。

違う、言いたい事は…俺がしたい事は……

『………』

エースが不思議そうに俺を見つめる。
そりゃそうだ。理由も何もないのになく馬鹿はいない。

さすがにエースもこんな状態の俺には近づかないだろうな。
自分だって分かってるのか分かってないのかそれすら理解し切れてない状態なんだしな…

「……い、いつまで見てんだよ! 用が無いなら出てけよ‼」

虚勢を張って、エースから顔を背ける。
違う、本当に言いたい事はこんな事じゃなくて…本当は……

「……出てけよ………」

駄目だ、自分で言ってることも考えてることも訳分かんねぇ…
こんなんじゃ流石のエースだって困っちまう――――

『―――――出ていかない』

エースの声が聞こえたと同時に、エースの腕が後ろから回り込んできた。
静かに、抱き締められた。

「…なッ……!?」

突然の事に今までグチャグチャだった思考が一瞬吹き飛んだ。
エースからこういった事は何度もされて慣れてるはずなのに……

『僕達はいなくなったりしないよ』

「……!」

『君を独りになんかさせない。 
僕はずっと、君の傍に居るよ―――――』

いつもの明るい調子で喋るエースじゃない。
優しく、そして温かく包み込むような…そんな声色に聴こえた。

エースの手が俺の顔に触れて、自分の方へと向けさせる。
エースの表情がいつもと違う、いつものようなただ明るい笑顔じゃなくて…

優しい眼差しで、まっすぐに俺を見つめている…。

いつの間にか、さっきまでのあの滅茶苦茶になっていた思考は吹き飛んでいた。
止まる事のなかった涙も、静かに止まっていた。

『…フフッ、ようやく泣き止んでくれたね。 よかった……』

俺が平静になったのを見たエースの表情が綻び、いつもの明るく笑う表情になった。

『一人で抱え込むのは君の悪い癖だよ。
それに、君を泣かせるのは僕だけなんだからね♪』

悪戯っぽく笑うエース。
エースがいつもの調子に戻った事にどこか安心した自分がいる。

「…ったく、相変わらずそういう事ばっか言いやがって…」

『ハハハ、僕だって誰にでもこんな事言う訳じゃないさ。
こうして素直にこんな事話せるのは君だけだよ、キング』

「…それって、俺は褒められてんのか分かんねぇんだけど…」

『まあまあいいじゃないさ。 君のいつもの調子に戻ったようだし』

話している間、すっかり忘れていた。
さっきまで混乱していたものが完全に消えては無いにしろ、心は落ち着いていた。

「……お前、俺の心(なか)覗いただろ…」

『さーて、何のことかなー?』

エースは態とらしい、白々しい感じの笑顔で流した。……絶対覗いたな、これは。

「…こんな事レアメダルの能力使うなよ……。……エース」

『? どうしたの、キング』

「――――……ありがとう…」

いつもなら言うのが恥ずかしくて言えなかった礼の言葉が、自然と口から零れた。
エースが一瞬きょとんとした顔をしたが、すぐにいつもの笑顔に戻る。

『ハハハ、僕は大したことしてないよ。 
さ、早く行こう。 一人でより、皆と一緒に居たいでしょ?』

エースが手を差し伸べてきた。

「……ああ」

俺は迷いなく、その手を取った。




=====================


本当はこの後にも少し文章が続いてましたが、何か無粋と言うか蛇足気味だったので此処で区切りました。
言ってることの繰り返しが多かったり、ちゃんとキング視点から書けてるか…等と色々考えながら書きました。

3本編のクリア後、エースやブラック達は居るのにキングだけがいませんでした。
ブラックデビルと一緒に帰ったのか、まだ修理中だったのか…こちらでは後者の方で語ります。
そうなると、修理が終わって戻るとそこにいるのはレトルト達に倒されたエースのパーツのみ…
他の仲間もメダル等を回収された後になってしまっている状況、彼は本当に独りなってしまいます。
…もし前者のように一緒に帰ってたとしても、もう1回戻ってくる可能性もあるのでどの道独りなってしまうというのも悲しいですが……。。

これではさすがに嫌、というか悲しいので私なりに色々と設定をいじりまして
残りの3人も無事で、彼と一緒に現在もあの本拠地(UFO)で過ごしていることになっています。
詳しいことは黒姉妹の方でまた後日語ろうと思います、思いっきり私的設定と妄想が混じってますが←

簡単に言えばイッキがレトルト達を説得して、回収させないようにしたということです。
カイやブラックの件で色々と思うところがあったから…という感じです。。

別にこちらから危害を加えようとしなければ、普通のメダロットと変わらないですし
無理に回収しなくてもいいんじゃないか、という思いからこう考えました。
(というか無理に回収しようとするからジャッカル達も本編であんなに警戒してたんじゃないかなと…)
このSS、というか此処に載せているメダロットに関する文章や絵はこの設定を元にして書いております。
引き離したり、戦って別れる、なんてのは悲しいですから…やはり皆が揃ってこそだと思うんですよね。。
戦った後は敵味方関係なく、仲良くなってほしいですからね……。

本編の世界線の記憶が混じってる感じのSSになりました。
こんな未来があり得た…、あったから記憶や想いが混乱して悲しくなって寂しくなって……
そんな色々な想いが混ざり合って出来たのがこれでした。 ちゃんとそれを表現出来てればいいですが……


後半がエース×キングになっておりますが、基本私の所ではこれが定番となります。
拙宅のエースはトラブルメーカーだったりムードメーカーだったりと色々忙しい子ですが
基本の根っこはこのSSみたいに優しい子です。 マザーだけに母親っぽくしたかったですが(意味違いますが)
恋人っぽくなってる感ありますね、まあそれが狙いですがw(ぇ

トランプ型のソロ絵が全員出揃ったらこういった感じのカップリングもので書くことが増えると思うので
カップリングとか無理、という方はブラウザバック待ったなしになるかもしれませんのでご注意を←

それではここまで読んでくださり有難うございました、後語りも長くなってしまいましてすいませんでした><;

次回はクイーン編です。例によって絵とSSを分ける可能性があります←
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